IEEE国際シンポジウム発表論文が2nd Prize Paper Awardを受賞
株式会社タムラ製作所(本社:東京都練馬区、代表取締役社長:中村 充孝、以下「当社」)は、仙台アドバンスドラボ所属の研究員がIEEE国際シンポジウム (Integration of Power conversion, Electric machine, and Control ASIA、以下、「IPEC2026」(注1))で発表した論文において、2nd Prize Paper Awardを受賞したことをお知らせします。
今回受賞した論文「多層フレキシブルプリント基板折り畳みコイルを用いた低漏れインダクタンストランスの開発」は、当社の仙台アドバンスドラボの研究員が第一著者となり、参画する東北大学が推進している文部科学省革新的パワーエレクトロニクス創出基盤技術研究開発事業の成果をまとめたものです(注2)。2026年5月31日~6月4日から長崎で開催されたIPEC2026で発表し、以下3点が高く評価され、2nd Prize Paper Awardに選ばれました。なお、今回発表した多層フレキシブルプリント基板コイルには当社の基板積層技術を用いております。
- ①プレーナコイルを採用し、同等の特性を持つ従来の巻線型平面トランスと比較して30分の1の低漏れインダクタンス化を実現
- ②スルーホールビアを用いないフレキシブル基板折り畳みによる層間接続により、基板面積を20%小型化
- ③開発した低漏れインダクタンストランスの適用により、GaN-HEMT搭載1.6kW単相AC/DC直接変換装置のスイッチング時のサージ電圧を、GaN-HEMT耐圧の650V以下となる250Vまで低減

表彰式(左)と、表彰状(右)
仙台アドバンスドラボでは、ワイドバンドギャップ半導体に対応する、高効率・高電力・高周波駆動の素材から差別化した新しい磁性受動部品およびパワーモジュール絶縁材料の創出を目指し、東北大学との共同研究開発を積極的に進めています。当社は、第14次中期経営計画「One TAMURA for Next 100」において、クリーンエネルギー関連市場を注力市場と位置付けており、カーボンニュートラル社会の実現に向けて、当社の次の100年を支える技術基盤の確立と、新たな事業の柱の創出に、引き続き挑戦してまいります。
- 注1) IPEC2026は、2026年5月31日から6月4日に出島メッセ長崎において開催されました。
- IPEC2026 ホームページ
- 注2) 本研究の一部は、東北大学CIESコンソーシアムの支援を受けて実施されたものです。
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【タムラ製作所について】
タムラ製作所は、創業当時のラジオおよび電子部品の製作・販売から始まり、現在はトランス・リアクタなどの電子部品、接合材や絶縁材などの電子化学材料、自動はんだ付装置、放送局用音声調整卓などを製造・販売しています。
株式会社タムラ製作所 東証プライム市場上場(証券コード:6768)
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