当社所属研究員の論文がIPEC2026に採択されました
株式会社タムラ製作所(本社:東京都練馬区、代表取締役社長:中村 充孝、以下「当社」)は、当社が東北大学内に設置する「仙台アドバンスドラボ」所属研究員の論文が、IEEE国際シンポジウム (Integration of Power conversion, Electric machine, and Control ASIA、以下、「IPEC2026」(注1))で採択されたことをお知らせします。
IPEC2026は、パワーエレクトロニクス分野におけるアジア最大級の国際学会であり、電力変換、モーター駆動システム、電気機械および電力制御など、世界のエネルギー問題や環境問題の解決に重要な役割を果たすと期待される分野の最新技術が議論されます。
今回、仙台アドバンスドラボの研究員が第一著者を務め、参画している東北大学が推進する文部科学省革新的パワーエレクトロニクス創出基盤技術研究開発事業(注2)の成果をまとめた論文「多層フレキシブルプリント基板折り畳みコイルを用いた低漏れインダクタンス変圧器の開発」を口頭発表する予定です。多層フレキシブルプリント基板コイルには当社の基板積層技術を用いており、同等の特性を持つ従来の巻線型平面トランスと比較して、基板面積を20%小型化するとともに、漏れインダクタンスを30分の1まで低減しています。

多層フレキシブルプリント基板折り畳みコイルの構造(左)それを使用したトランス外観(右)
仙台アドバンスドラボでは、ワイドバンドギャップ半導体に対応する、高効率・高電力・高周波駆動の素材から差別化した新しい磁性受動部品およびパワーモジュール絶縁材料の創出を目指し、東北大学との共同研究開発を積極的に進めています。当社は、第14次中期経営計画「One TAMURA for Next 100」において、クリーンエネルギー関連市場を注力市場と位置付けおり、カーボンニュートラル社会の実現に向けて、当社の次の100年を支える技術基盤の確立と、新たな事業の柱の創出に、引き続き挑戦してまいります。
- 注1) IEEE国際シンポジウム (Integration of Power conversion, Electric machine, and Control ASIA)は、出島メッセ長崎において、2026年5月31日から6月4日まで開催されます。
URL:https://ipec2026.org/ - 注2) 本研究の一部は、東北大学CIESコンソーシアムの支援を受けて実施されたものです。
【タムラ製作所について】
タムラ製作所は、創業当時のラジオおよび電子部品の製作・販売から始まり、現在はトランス・リアクタなどの電子部品、接合材や絶縁材などの電子化学材料、自動はんだ付装置、放送局用音声調整卓などを製造・販売しています。
株式会社タムラ製作所 東証プライム市場上場(証券コード:6768)
お問い合わせ先:コーポレートコミュニケーション統括部