サステナビリティマネジメント
サステナビリティ方針
タムラグループは、ミッションである「私たちはタムラグループの成長を支えるすべての人々の幸せを育むため、世界のエレクトロニクス市場に高く評価される独自の製品・サービスをスピ―ディに提供していきます」に基づき、すべての企業活動を通じて持続的な社会の実現への貢献と企業価値の向上に取り組みます。
- 社会の課題およびニーズに応える製品・サービスの提供に取り組みます。
- 高い倫理観をもって公正・誠実な事業活動に取り組みます。
- ステークホルダーと建設的な対話を行い、透明性のある経営に取り組みます。
ステークホルダーエンゲージメント
ステークホルダー | タムラグループの責任 | アプローチ方法 |
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株主・投資家 | 株主・投資家の皆様の利益・期待に応えられる事業経営に努めるとともに、タムラグループの企業活動を正しくご理解いただけるよう、適時適切な情報開示に努めます。 |
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お客様 | お客様の要望を積極的に把握し、品質・安全性などにおいて、常にお客様の信頼、満足が得られる製品・サービスの提供に努めます。また福祉や環境保全など、社会に高く評価される製品・サービスを提供し、お客様の発展とともに、持続可能な社会の実現に貢献します。 |
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取引先 | 事業活動がもたらす社会・環境影響を考えるとき、取引先の皆様との協力体制は必要不可欠です。公正・公平な取引を行うとともに、CSR調達やグリーン調達を推進し、サプライチェーンマネジメントによる社会・環境営業への配慮に努めます。 |
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従業員 | 従業員一人ひとりの成長がタムラグループの成長を支えています。従業員が、「パートナーシップ」「人間的な成長」「革新する勇気」「多彩な個性」を大切にし、能力を最大限に発揮でき、自己実現を図れるような職場環境の整備に努めます。 |
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地域社会 | 地域の皆様から親しまれ、信頼されるよう、各国・各地域の歴史、文化や慣習を尊重した行動を取るとともに、地域社会に密着した社会貢献活動に努めます。また、コミュニケーションを大切にし、地域の発展に貢献します。 |
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サステナビリティ推進体制
2024年4月1日現在

タムラグループでは、「コンプライアンス・倫理」「リスクマネジメント」「人権・労働」「環境」「品質」「社会貢献」の6分野をサステナビリティ領域として戦略の推進に取り組んでいます。
サステナビリティ領域のガバナンスや推進体制について、2023年6月にタムラ製作所が監査等委員会設置会社へ移行したことなどを契機に、全面的な見直しを行い、関連する会社機関の役割などを再定義しました。(右図参照)(下図参照)
取締役会は、監督機関と位置づけ、サステナビリティに関する基本方針・戦略の決定とその執行の監督を行います。執行は、社長を議長とする執行役員会以下の執行部門が担い、具体的な施策立案やその遂行に責任を有します。ガバナンス体制の変更後、取締役会での議論に基づき、従来取締役会の諮問機関として位置づけていた「サステナビリティ経営委員会」を廃止し、2024年4月に執行役員会の下部委員会として「サステナビリティ委員会」を設置しました。これは、執行部門が、事業戦略だけではなくサステナビリティ戦略も一貫して推進することを明確にし、その推進力を強化することを意図したものです。サステナビリティ委員会の構成メンバーは、執行役員会メンバーと同一です。マテリアリティの推進を含め、部門横断的かつ中長期の課題や施策を適切に議論できるよう、専門の委員会として運営を開始しました。委員会は原則年2回開催し、サステナビリティ戦略の進捗を管理するとともに関連議題を審議の上、執行役員会に報告し、執行役員会は取締役会に報告を行います。