音声調整卓 NTX Series
NTX 音声調整卓は音声ルーティング及び音声信号処理を行う X CORE を中心とする生放送・番組収録に適するデジタルミキシングコンソールです。X CORE は ST2110-30、AES67、ST2022-7 規格に対応する MEDIA ポートを備えており、IP ベースの次世代放送システムに対応します。CONSOLE に調整用ツマミやスイッチを豊富に配置することでストレスフリーの操作性を実現。番組制作の効率化を促進するための各種機能を実装したデジタルミキシングコンソールです。
- Original technologies 先進のテクノロジー
(1) X CORE とIO FRAME はIP ベースのプロトコルで接続。標準AoIP 規格に対応。
(2) X CORE はDSP とFPGA による独自のハイブリッドシステムによる高性能音声信号処理を採用。
高密度実装によりラックスペースの削減と低消費電力を実現。
(3) 新開発のシグナルプロセッシングアルゴリズムと、高精度64bit 浮動小数点演算により、
イコライザやダイナミクスなど、音声処理の音質を向上。 - Operational safety 高い安全性
(1) システム内の全てのユニットの電源を2重化。
(2) システム内の伝送経路を2重化。
(3) IO FRAME のインタフェースカードと内部音声系統を2 重化。高次元の安全性を確保。
(4) マイク入力はヘッドルーム36dB を実現。急激な過大入力に強いシステムの構築が可能。
(5) 音声信号処理部及び音声ルーティング部はファームウェアベースで構成。高安定性を実現。 - Usability 優れた操作性
(1) 各チャンネルは10 個(NTX800)もしくは6 個(NTX600)のエンコーダーを配置。
HA/TrimコントロールエンコーダとPan コントロールエンコーダの2 つのエンコーダーと、
8 個(NTX800)もしくは4 個(NTX600)の機能切替えエンコーダーで構成。アナログコンソールの様な直感的な操作性を実現。
(2) センターセクションでもチャンネルやバスのパラメータ操作が可能。
タッチスクリーンパネルとエンコーダーにより、センターセクションから移動することなく全てのパラメータ操作が可能。
(3) チャンネル名称表示、パラメータ設定値表示には表現力豊かなフルカラーLCD ディスプレイを採用。
パラメータ設定表示には数値とグラフを併用することで優れた視認性を実現。
(4) インップットセクションでも入力マトリクス切替え、メーター設定、モニターコントロールなど、センターセクションの操作が可能。
大規模システム構築時や複数オペレータ操作時など、コンソールの何処にいても必要な操作を手元で行うことが可能。
(5) どのFader にもInput チャンネル、各種Master Fader を自由にアサイン可能なフリーレイアウトに対応。
チャンネル種別に関係なく自由なレイアウトが可能。