自動はんだ付け装置の技術開発
タムラ製作所は業界のリーディングカンパニーであり、独自のオンリーワン製品が数多くあるところに興味を惹かれて入社しました。
入社後FAシステム事業部に配属となり、製造部門で1年半研修した後、2010年からは、技術部門へと異動し、自動はんだ付け装置に携わっています。
自動はんだ付け装置とは実装基板の製造ラインの一部を担っているものです。ソルダ―ペーストを印刷した基板の上に実装部品を乗せ、加熱してはんだ付けを行う「リフロー装置」とよばれる加熱炉で、タムラがリーティングカンパニーとなっています。他にも、フローはんだ付け装置やフラックス塗布装置と呼ばれる装置も手がけています。
私が主に担当しているのは、要素開発実験から、設計、評価機組立、評価など、ありとあらゆる項目です(ほぼ全て)。
開発はお客様から要望がくる前に独自に情報を収集し、こちらから提案するようなスピード感が求められます。実装分野は一般的になかなか表に出ない分野ですが、各社の新製品の製造工程に関わることができ、最先端の技術に触れながら市場の動向を垣間見るチャンスもあって、なかなか面白い仕事です。