タムラ製作所は経済産業省から「IT経営注目企業2018」に選定されました
~経営革新、収益水準・生産性の向上をもたらす積極的な
IT利活用に取り組んでいる企業として選定~


2018/06/01 株式会社タムラ製作所


株式会社タムラ製作所(本社:東京都練馬区、代表取締役社長:田村直樹)は、2018年5月30日、経済産業省が選定する「IT経営注目企業2018」に選ばれました。

経済産業省は、平成26年度から東京証券取引所と共同で、東京証券取引所の上場会社の中から、中長期的な企業価値の向上や競争力の強化といった視点から経営革新、収益水準・生産性の向上をもたらす積極的なIT利活用に取り組んでいる企業を「攻めのIT経営銘柄」として、業種区分ごとに選定して紹介しています。

第4回目となる今回は、「攻めのIT経営銘柄2018」に選定された企業32社以外で、総合評価が高かった企業又は注目されるべき取組を行っている企業等22社が、「攻めのIT経営」の裾野を広げる目的で「IT経営注目企業2018」として発表されました。






今回の選定で評価されたITを活用した取り組み 】


生販一体の製品別連結原価管理システムを世界的に導入、「つなぎ利益」による収益性管理を推進


●タムラグループ(以下当社グループ)は、電子部品・電子化学材料などの生産・販売を、世界40カ所以上の拠点を介して行っています。


●当社グループの特色は、4万点に及ぶ少量多品種の製品をカスタム生産する点にあります。また顧客から注文を受けて生産を行い、納品するまでに、グローバルに複数の販売拠点・生産拠点が関与するので、製品ごとに連結で本当に儲かるかどうか判断して、全てを管理するのは極めて困難でしたが、ITシステムを導入し、最終客先への販売価格と、工場における費用や各種中間費用をつなぎ、品目別のリアルタイムの利益を把握できるようにしました。この当社独自の指標を「つなぎ利益」と呼んで日々管理を行っています。


●加えて、こうした有用な情報を、誰でも、簡単に、リアルタイムで確認できるようにするため、「経営コックピット」というモニタリングシステムを導入、これにより経営判断の更なるスピード化を図り、収益性の向上という経営目標の実現を会社全体で推進しています。2016年度・2017年度の営業利益は二期連続の過去最高益更新となっています。


今後、品目別利益分析を高利益品の拡大に活用するアクションも進めており、当社グループは、更なる「攻めのIT経営」の強化により、中期経営計画で掲げる「正しく豊かな成長」の実現に向けて努めてまいります。



ご参考: 経済産業省ニュ-スリリース




【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社タムラ製作所 経営管理本部 経営支援グループ
TEL03-3978-2031

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