モノづくりへの情熱にひかれて
学生時代に友人とバンドを組んでおり、音楽好きな家族の影響もあって、最初は音響関連会社としてタムラに興味を持ちました。会社説明会に参加したところ、「さまざまな技術を統合してオンリーワン製品を生み出す」という情熱的な話に感銘を受けました。また、自動車や家電の電子部品をはじめ幅広く事業を展開していることを知り、安定した経営基盤のもと知識の幅を広げていけると考え入社を決めました。人事担当者の物腰が柔らかく、会社の雰囲気が親しみやすかったのも決め手の一つです。
最初に配属されたのは機構設計。上司や先輩とともに家電用アダプタのケースを設計し、量産化されました。達成感はもちろん、それ以上に自分の携わったものが世の中に出回るのは不思議な感覚でした。私が技術者として目指すのは機能美。何気なく使っているものが、非常に深く考えて作られているところに面白さを感じます。