タムラ製作所ロゴ 新卒採用サイト

HOMEタムラの仲間 › R.Tanaka

タムラの仲間

ゼロから生み出す。

車載用リアクタ関連の設計・開発を通し、エコカーの進化を支えるのが私の仕事。
より良いものをつくり、量産化されれば、多くのエコカーに搭載されることとなり、
開発者としての達成感と社会への貢献という、2つの喜びを味わうことができます。

R.Tanaka
《2013年入社》

電子部品
車載技術

量産化という成功体験

 タムラの会社説明会に参加し、電子部品から化学材料まで幅広い分野で確かな強みを持っていることに魅力を感じ、入社を決めました。
 最初に手がけたのは、車載用リアクタの設計です。大学で学んだ電気回路や磁気の知識を活かしてモノづくりができるので、まさに希望通り。次々と出てくる課題を一つひとつ解決し、私の携わった3機種が量産化に至るという貴重な経験をしました。
 量産化されるということは、多くの人が運転する自動車に搭載されるということ。その達成感は格別です。車載用リアクタは運転者が目にすることのない部品で、それをタムラが開発・製造していることも一般には広く知られていません。しかし、実用化されて社会に貢献できるということは、開発者にとって最高の喜びです。

新しい材料の開発に挑む

 現在は、コイルを巻く芯となるダストコア(鉄芯)の開発をしています。ダストコアは、車載用リアクタの特性を飛躍的に高めることのできる重要な材料です。ゼロからの開発となるので、手探りで試行錯誤を繰り返さねばならず、試作をしても狙い通りの特性が出ないこともあり、何度も壁にぶつかります。その分開発が成功した際のインパクトも大きく、困難を乗り越えて量産化することができれば、ハイブリッド自動車・プラグインハイブリッド自動車・電気自動車など多くのエコカーに搭載される可能性があります。
 現在、タムラはハイブリッド自動車の昇圧リアクタで高いシェアを占めていますが、ダストコアを自社開発することにより、それ以外のリアクタ製品についても競争力をさらに高めることができます。

モノづくりへの熱意を共有

 開発で壁にぶつかったときは、上司や同僚に相談するとていねいにアドバイスをしてくれます。また、定期的にグループ内で勉強会をしており、開発者として成長できる環境も整っています。こうして自然に協力し合えるのは、グループ一丸となって高い目標を達成したいという熱意があるから。みんなが共有する思いは、「良いものをつくりたい」という一言に尽きます。
 時代とともにニーズは変化し、要求されるレベルは上がっていきますが、私たちはそれに応え続けなければなりません。年々、海外の自動車関連メーカーとの取引も増え、タムラの製品が世界で認められているという手応えを感じます。今後の目標は、その時代に必要とされる新しいものを生み出せる開発者となり、国境を越えてグローバルに活躍することです。

ココがタムラの魅力!

開発者の挑戦を応援してくれる会社

タムラは仕事を任せてくれる会社です。開発で課題が出たとき、「自分はこう考える。だからこれにトライしたい!」と主張すれば、その意志を理解し、方向性を間違えないようフォローしてくれるので、常に新しいことに挑戦し続けることができます。